今回は高輪ゲートウェイシティにオープンしたBUNKITSU TOKYOを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
1.高輪ゲートウェイシティにオープンした話題の書店
今日訪れたのは高輪ゲートウェイ駅に2025年にオープンした大規模複合施設 高輪ゲートウェイシティ。
地上29階と地上30階のツインタワーの複合棟Iにはオフィス・ホテル・商業施設と様々な施設が詰め込まれていますが、ルミネが展開する大規模商業施設NEWoMan内に以前このブログでも紹介した「文喫」の新店舗がオープンしたと聞き、早速訪れてきました。
文喫は「入場料がかかる本屋」というコンセプトが話題となり、本店である六本木の他、名古屋や福岡にも展開するちょっと変わった書店です。
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BUNKITSU TOKYOが入るのは高輪ゲートウェイシティ内のNEWoManの5階。
私がはじめて訪れたのはオープンの直後ということもあって、多くのスタッフさんが店舗の前でアピールの案内をしていました。
BUNKITSU TOKYOは、NEWoManの5階の中でも半分以上のスペースを占めています。
また、「入場料がかかる」といっても書店空間は入場料がかかる部分とかからない部分に別れていて、通常の本屋のように立ち寄れる書棚も多くあります。
以前このブログでもTSUTAYAの提供している時間制のシェアラウンジのレポートを書きましたが、BUNKITSU TOKYOもまさにTSUTAYA SHARE LOUNGEの提携店となっています。
まずは受付カウンターで滞在プランを選択。
記事執筆時点では料金は60分1100円、延長30分ごとに550円、1日利用で3850円となっています。
料金にはお茶や珈琲の飲み放題サービスも含まれているので、ちょっと利用するだけならそこまで高くはない印象。また、1日いても4000円弱というのも昨今のサービス施設の料金としては良心的に思えました。
2.多様な空間に散らばる本との出会い
利用者は有料ゾーン内に置かれた書籍を自由に読むことができます。
座席は眺望のよい窓際席から、カフェのようなテーブル席、ひとり用のカウンター席、グループ用のボックス席まで様々です。
座席数は200席以上あって週末であっても余裕はありそうですが、ボックス席は数に限りがあるので早めに入店した人から埋まっていきます。
店舗は配管や躯体が剥き出しの天井に木や金属のフレームが架かるスタイリッシュなデザインとなっています。
3000m2を超える広めの店舗は様々な性格のスペースが連なっていますが、天井のフレームや本棚で空間のトーンやカラーが統一されているので、全体としてひとつの店舗としてまとまって見えるのが面白いところ。
一方で細かいところに目を向ければ、統一された中に様々な素材を使い分けていて、床や本棚の細かい設えによって多様な場所がつくられています。
書棚には文学作品からライフスタイル、食、化学、デザイン、旅、ビジネス書まで様々な書籍が並んでいます。
どのジャンルも思わず手に取ってみたくなるエッジの効いた本が並べられていて思わずテンションがあがります。
気になった本はその場でパラパラとつまみ読みするもよし、席に持ち帰ってじっくり読むもよしなところが文喫のよいところ。
個人的にはアートやデザインの本が多くあったのも嬉しいポイントで、タイポグラフィや古代技術をビジュアルでまとめた本など書店では手に取ったことのない本に出会うことができました。
書棚に並べられた本のジャンルは大まかには分かれているのですが、一般的な書店であれば離れ離れになっている本や絶妙な関連どの本が連なっているのも魅力的でした。
3.カフェメニューを味わいながら本に囲まれた空間を満喫
BUNKITSU TOKYOは、利用料金の中にフリードリンクが含まれますが、別途料金のカフェメニューを頼むこともできます。
せっかくなのでこの日は全粒粉のスコーンとバタークリームを追加でチョイス。
お値段は750円で、使い捨ての紙のトレーに乗った小さなスコーン2つというのはちょっと味気ない気はしますが、読書のお供にピッタリでした。
六本木の文喫は食事のメニューが魅力的でしたが、こちらの高輪では調理や洗い物を省く目的もあるのかカフェのメニューはシンプル。
カフェメニューを楽しんだ後は見つけた本を片手に店舗内を散策しつつ、様々なスペースでの読書体験を満喫しました。
今回は読書メインでしたが、座席は半個室スペースがあったり、コンセントがついている座席もあり無料のwifiも使えるのでコワーキングスペースとして使う人も多そうです。
素敵な書店をたっぷりと堪能して、今回の本棚巡りも大満足のものとなりました。
話題の注目書店、気になった方は是非訪れてみてくださいね。
BUNKITSU TOKYO
住所：東京都港区高輪2-21-2ニュウマン高輪 South5F
アクセス：高輪ゲートウェイ駅から徒歩約1分
オープン年：2025年
営業時間：11:00~20:00
ホームページ：https://tokyo.bunkitsu.jp/
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