立川「立川まんがぱーく」古い庁舎を改修した漫画読み放題の施設をレポート

※当サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

今日は東京都立川市にある漫画施設 立川まんがぱーくを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

スポンサーリンク

1.元市役所の建物を改修した漫画読み放題の施設を訪問

今回訪れたのは、新宿から快速電車に乗って西に30分ほど場所にある立川駅です。
この立川駅から程なく歩いたところ約4万冊の漫画が読み放題の夢のような施設立川まんがぱーくがあると聞いて、早速訪れてきました。

立川まんがぱーくは、立川駅の南口をでて東に13分ほど歩いた立川子ども未来センターの2階に入る施設。
この立川子ども未来センターは、元々は今から半世紀以上前の1970年に建てられ立川市役所の第二庁舎として使われてきた建物を改修した施設です。

元々立川市庁舎は第一庁舎、第二庁舎の2つの建物に別れていましたが、立川駅北口エリアへの移転・新設に伴い、第一庁舎は解体されました。
一方ここ第二庁舎は官民が連携してストック時代に求められる施設を公募した結果、子育てや教育、市民活動の支援とその拠点となる新たな施設として生まれ変わりました。
そんな新たな施設の一部として2012年にオープンしたのが、今回訪れた立川まんがぱーくなのです。

ちなみに施設へのアクセスは、今回中央線の立川駅よりアクセスしましたが、南武線の西国立駅からも歩いて約7分ほどでアクセスできます。

立川駅よりアクセスすると建物の北側エントランスが少々分かりづらいのですが、臆することなく中に進むとまんがぱーくのエントランスのある吹抜けゾーンにたどり着きます。

この吹き抜けも建物の改修に伴って新たに設けられたもので、吹き抜け横の階段からエントランスのある2階へとあがります。

2.リーズナブルなお値段が嬉しい!どこか懐かしい秘密基地のような施設を堪能

明るく自然光が降り注ぐ吹き抜けの横にある階段を登ると、今回の目的地である立川まんがぱーくのエントランスに到着です。

私が訪れた時は、土日祝日は1部と2部の入れ替え制で、それぞれの入れ替え時間前に整理券を配っての入場でした。
もちろん途中の時間からの入場もできますが、一部の終了間際の時間に入ってしまうとすぐに入れ替え時間となってしまうので、訪れる時間は要注意です。

入口を進んだ先には、入場ゲートと靴箱があり、まずは靴箱に靴を預けます。
この靴箱代が施設の入館料代わりになっていて、大人は400円、小中学生は200円で入場できます。
入館料の安さに驚きつつ、早速内部に入ります。

□入館料
・大人(15歳以上、高校生以上):400円
・小人(小中学生):200円
□開館時間
月曜~金曜:10:00~18:00
土曜・日曜・祝日:10:00~18:00
※2023年1月現在の土日祝日は、1日2回の整理券配布方式の入替制となっています。

ちなみに私が訪れた時はコロナウィルスの感染拡大防止策により、発売が中止されていましたが、平常時は平日限定の90日間有効のフリーパス(2000円)などの販売も行われているので、近隣にお住まいの方はフリーパスを購入するとお得に利用できます。

3.往年の名作から話題の最新漫画まで、心ゆくまで漫画を読みまくろう

入口で靴を脱ぐので、施設の中では基本的には素足で過ごします。
施設内は畳敷になっていて、フカフカとした素足の心地いい感覚を味わいながら館内を散策します。

館内は見渡す限りの本棚秘密基地のような読書スペースが配置されていて、漫画の蔵書数は約4万冊ほどあります。
膨大な漫画に囲まれながら、利用者は各々好きな場所で好きな漫画を読むことができます。

読書スペースは、本棚の横のソファや、2段ベッドのような半個室、一番奥にある大広間のスペースなど様々な種類があります。
特に半個室のスペースは子供に大人気なので、あっという間に埋まってしまいます。

尚、秘密基地のような半個室は本当に人気なのですが、それ以外のスペースは比較的回転が早いので少し待てば利用できることが多かったです。

漫画の種類も往年の名作から最新の人気コミックスまで豊富に揃えられています。
ブラックジャックやドラえもんのような定番ものから、スラムダンクやドラゴンボールなどのジャンプ黄金期の作品、鬼滅の刃や呪術廻戦などの最新の漫画まで一通りの漫画が読み放題です。
なぜかチェーンソーマンがなかったのは、子供に配慮してのことでしょうか。。
ちなみに同じ作者よ藤本タツキ先生のルックバックはありました 笑

また、作品は基本的には作者順に並んでいますが、話題の漫画のコーナーや企画棚もあって、普段なら中々手にとらない本と出会うこともできます。

館内には漫画だけでなく小さなお子さん向けの絵本コーナー(蔵書約1000冊)もあり、小さなお子さん連れの親子の姿も多くみられました。
利用者層は小中学生から30歳~50歳くらいの大人まで様々で、親子連れから友達グループ、カップル、お一人様利用まで幅広い印象でした。

4.食事も超リーズナブル!お財布にもやさしい漫画天国を満喫

立川まんがぱーくでは、施設南側エリアに簡単な食事スペースがあるのも注目ポイントです。
食事スペースは食券制なのですが、驚くべきはそのお値段。
たこ焼き160円、ハヤシライス380円、チキンカレー280円、ラーメン300円ととにかくリーズナブルなんです。

料理は、セルフでレンジで温めたりとお手軽仕様な簡易なものではあるのですが、とにかくリーズナブル。
入館料も400円でしたが、長時間楽しめて漫画も食事も満喫して1000円にも満たないので、お財布にはとってもやさしいです。

メニューはランチ向きのメニューの他にもアイスやパンケーキなどのおやつメニューもあるので、ちょっと小腹がすいたときに気軽に頂けます。

食事はカフェエリアか外のテラス限定で、畳ゾーンへは持ち込めないですが、外の空気に当たりながら食べるのはとても気持ちよかったです。
尚、立川まんがぱーくは、アルコール意外であれば食べ物・飲み物の持ち込みも可能なので、ちょっとしたお菓子を持ち込んでみんなで食べたりするのも楽しそうですね。

素敵な空間と漫画をたっぷりと堪能して、この日の本棚巡りも大満足で終了。
とってもオススメのスポットですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。


【思わず本や雑誌が読みたくなるおススメ本】
書評誌として本好きに知られる「本の雑誌」創刊からのストーリーを描いた話題の漫画です。
本と出会い、本を通じて世界と繋がっていくワクワク感。ともすれば社会不適合といわれる本好き達が、本を通じて大きなうねりとなってその輪を広げていくのを目撃する嬉しさはもはや快感です。

>Amazonで詳細が読めます

本を通じて躍動し、積み重ね、受け継がれていく人生が濃厚に詰まったおススメ漫画です。この時代を知る人は懐かしく、知らない世代は新鮮に読めるのもおススメポイントですが、時代が変わっても変わらない本や活字への愛と情熱もひしひしと感じます。
むしろ私は「この本に出会えてよかった」と思ってしまった素敵過ぎる一冊です。

本の雑誌の「神保町」特集をまとめたこちらの書籍もおススメです。
古書店だけでなくグルメからスイーツ、楽器や古典芸能など神保町のディープな魅力が凝縮した一冊
神保町MAPもついているので、気になった人は是非チェックしてみてくださいね。


立川まんがぱーく
住所:東京都立川市錦町3-2-26 2階
アクセス:立川駅から徒歩約13分、西国立駅から徒歩約7分
オープン年:2012年
ホームページ:https://mangapark.jp/
※料金や利用時間等は記事執筆時点のものですので、訪れる際は最新の情報を公式HP等でご確認ください。

にほんブログ村 本ブログ 本・読書情報へ
にほんブログ村

書店ランキング

↑読書・書店のブログランキングに参加しています。よければクリックして応援してもらえると嬉しいです。
本やブックスポット好きな人は、他にも面白い本・読書ブログもいっぱいあるので、是非クリックして覗いてみてくださいね。

■他にもこんな記事もおススメです
・神保町「Paper Back Cafe」老舗書店に併設のカフェをレポート
・吉祥寺の新古書店!「百年」と「一日」を本好きがレポート
・池袋「梟書茶房」は本と珈琲のプロがつくった素敵カフェだった

タイトルとURLをコピーしました