こんにちは、やまです。
今日は池袋駅直結の話題のブックカフェ梟書茶房を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
駅直結!Esola池袋4階にオープンした注目スポットを体験
今回訪れた梟書茶房(フクロウショサボウ)は、池袋駅前の商業施設Esola池袋の4階に2017年にオープンしたブックカフェです。
本と珈琲をテーマにした梟書茶房は、神楽坂の人気本屋「かもめブックス」代表の柳下恭平氏と、大手コーヒーショップ ドトールコーヒーの取締役である菅野眞博氏の2人のプロによって生みだされました。
かもめブックスは先日このブログでも紹介した神楽坂駅前の書店で、本屋×カフェ×ギャラリーが架け合わさった独特の本屋さんです。
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一方ドトールコーヒーといえば、言わずもがな知れた大手のコーヒーショップ。
また、梟書茶房が入るEsola池袋は、池袋駅の西口を出てすぐの所に建つ地上10階地下3階建ての商業施設ですが、こちらの建物のデザインを手掛けたのは建築業界では著名な建築家である大江匡氏率いるプランテック総合計画事務所です。
建物の外観のデザインは、雑多な看板や広告が入り乱れる周りの建物と差別するようにシンプルなモノトーンのデザインとなっていて、とてもカッコいいです。
ちなみに梟書茶房の内装デザインは数々の飲食店の内装を手掛けるD&Nレストランサービスが手掛けていて、本と珈琲と建築が合わさった梟書茶房は建築&本&喫茶店好きの自分にはピッタリです。
梟書茶房へのアクセスは池袋駅直結。
東京メトロの鉄有楽町線池袋駅の改札を出てすぐの所にある地下1階のエスカレーターから、店舗のある4階まで直接アクセスできます。
お店の出入口前にはちょっとアンティーク調の家具と共にメニューのサンプルが置かれているのですが、この辺りの細かいデザインもつくり込まれていて素敵です。
いろんなシーンで利用できる店内と魅力的なメニュー
梟書茶房のメニューはシフォンケーキやホットケーキなどの軽めのメニューから、パスタやオムライスなどのしっかりしたメニューまで幅広いラインナップ。
また、ドリンクもメインの珈琲の他に、紅茶からアルコールまで様々な種類が用意されています。
また、「本と珈琲のセット」というブックマイスターの柳下恭平氏と珈琲マイスター菅野眞博氏がおススメする本とコーヒーをセットにした、ちょっと変わったメニューもあります。
期間ごとに変わるテーマに合わせてお2人がそれぞれ本と珈琲のブレンドを選んでいて、まさにここだけでしか味わえない特別なメニューになっています。
今回はあらかじめ友人と、池袋でパンケーキが食べたい!ということで訪れたこともあって注文はしませんでしたが、どんな本と珈琲なのか気になります。
看板メニューのひとつであるパンケーキは、ふっくらときれいに焼き上がっていて、昔ながらの優しい味。
カリっとたパンケーキを切ると、湯気と共にふっくらとした中身といい香りが漂います。
ちょっと小さなプライパン一杯に盛られたパンケーキは珈琲との相性もバッチリ。
こちらのフレンチフォンも、やわらかいシフォンケーキとクリーム、カリッと焦げ目のついたバナナの相性が抜群の人気メニューです。
カフェは、今回案内されたラウンジ席の他に、学校の図書館をイメージしたという一人席のアカデミックエリアや、外部のテラス席、柳下氏が選んだ約1000冊もの本が並ぶ外周部分の図書エリアなど様々。
人数や訪れた目的によって、色々なエリアが用意されているのは嬉しいですね。
買うまで何の本かわからない!?ふくろう文庫が面白い
梟書茶房でもう一つ見逃せないのが、エスカレータとカフェゾーンの間にある「ふくろう文庫」
まるでヨーロッパの王立図書館に迷い込んだような素敵な空間に並ぶのは、カバーの掛けられた大量の本、本、本。
本の表紙やタイトルはカバーで隠され分からないようになっているのですが、1冊1冊の本にその本の推薦文がついているという、ちょっと変わったしかけの本棚。
普段本を選ぶときは、どうしても自分が好きなジャンルや作家さんの棚から選んでしまったり、タイトルを元にネットで評判を検索してしまいがちですが、ここでは1枚の推薦文だけを頼りに本をセレクトします。
普段だったら絶対に出会わなかったり、手に取らないであろう本に出会えるのは、とても面白いシステムですね。
ふくろう文庫はカフェゾーンとは明確にゾーニングが分かれているので、誰にも気を遣わずにゆっくり推薦文を読めるのも嬉しいポイントです。
本の世界との出会いは新しい世界との出会いとよくいわれますが、そんな本の魅力がたっぷりと堪能できる梟書茶房を満喫してこの日の本棚巡りは終了。
池袋駅直結で天気も問わずアクセスできるので、みなさんも機会があれば是非訪れて、その空間と味を体験してみてくださいね。
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梟書茶房
住所:東京都豊島区西池袋1-12-1 エソラ池袋4階
アクセス:池袋駅直結
オープン年:2017年(エソラ池袋は2009年)
営業時間:10:30~22:00
ホームページ:https://www.doutor.co.jp/fukuro/
※記載の内容は記事執筆時点のものですので、訪れる際はホームページ等で最新の情報を確認してください
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