西日暮里「西日暮里 BOOK APARTMENT」駅前にできた注目のブックスポットをレポート

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今回は東京西日暮里にある西日暮里 BOOK APARTMENT&リニューアルした西日暮里駅を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

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1.リューアルで新しくなった西日暮里駅のブックスポットを訪問

今日はJRの山手線・京浜東北や東京メトロの千代田線などの停車駅としても知られる西日暮里駅に、面白そうなブックスポットがあると聞き早速訪れてきました。

西日暮里駅は、2019年から2020年にかけて大規模な改修工事が行われ、駅や駅に隣接する施設がリューアルしました。
このリューアル工事はJR東日本が山手線を起点に進める「東京感動線プロジェクト」の一環で、駅や駅周辺施設のリ・デザインを行うものです。

西日暮里スクランブル

東京感動線のコンセプトは「まちをまぜ、駅から新しい学びを」となっていて、山手線を中心に点を線にして面的な街の魅力を高め、個性的で豊かな都市生活空間を作ることを目指したプロジェクトとなっています。

西日暮里駅では、高架下の既存建築を改修した「西日暮里スクランブル」が誕生しましたが、この建物の中に入るのが今回の一番の目的地であるシェア本棚西日暮里 BOOK APARTMENTです。

2.高架下施設西日暮里スクランブルが面白い!

西日暮里スクランブルは、西日暮里駅の改札を出て、右手に数十秒ほど歩いたところに建つ建つ2階建ての施設です。

西日暮里スクランブル

この施設は建物の一部が高架下に設置するような形で建てられた元駅の付随施設。
リューアル前は使われずに放置されていた状態でしたが、今回のリューアルを期に合計7店舗が入居する複合商業施設に生まれ変わりました。

入居するのは、シェア本棚の西日暮里 BOOK APARTMENTの他にスパイスカレー屋さんやジェラート屋さん、立ち飲み屋さんなどの飲食店もあるので、訪れた際は立ち寄ってみるのがおススメです。

西日暮里 BOOK APARTMENT

1階のエントランスを入ってすぐのところが西日暮里 BOOK APARTMENTです。
西日暮里 BOOK APARTMENTでは本棚を貸し出しす、いわゆるシェア本棚のお店です。

シェア本棚は、神保町に2022年に神保町にオープンしたPASSAGE by ALL REVIEWSや、2019年に吉祥寺にオープンしたブックマンションなど近年増えつつある本の販売店舗です。

PASSAGE by ALL REVIEWS
PASSAGE by ALL REVIEWS(神保町)

棚主は一般の人でもなることができるので、棚主は実際に本屋を営んでいる人から特に本関係のことを仕事にしていない本好きの人まで様々です。
西日暮里 BOOK APARTMENT本棚は1つのサイズが31cm角となっていて、全部で80箇所ある本棚はどれも個性的でした。

それぞれの棚主さんが、それぞれ全く違った観点で本をセレクトしているので、自分とは全く合わない本棚があったり、逆にピッタリハマる本棚があったりと、一般的な書店の本棚とは違った本との出会いがあるのがシェア本棚の魅力です。
また、普段だったら見ないジャンルの本も、棚主さんの視点を介してみてみると面白い本が見つかったり、読んでみたくなったりするのも面白いですね。

西日暮里スクランブル

本棚を楽しんだあとは、西日暮里スクランブルをしばし散策しました。
この日はちょうどお昼時だったので、西日暮里 BOOK APARTMENTのすぐお隣にあるスパイスカレー屋さんSPICESH(スパイセッシュ)でランチをいただきました。

看板メニューのスパイスカレーほランチセットは、サラダとドリンクがついてきました。
今回チョイスした牛筋カレーは、独特のスパイスが効きつつも、優しくまろやかな甘さがある絶品カレーでした。
お肉もたっぷりはいっていて、さりげなく振りかけてある鰹節との相性も抜群でした。

3.コミュニケーション・ウォール エキマドで本を媒介にした出会いと循環を

西日暮里スクランブルを堪能したあとは、西日暮里駅の改札前に戻って、リニューアルした西日暮里駅を見学しました。

西日暮里エキマド

改札を出て左側にあるコミュニケーション・ウォール エキマドは、通路の壁面を使って駅利用者同士のコミュニケーションを創発する場としてデザインされています。

L字の壁面には地域の情報や取り組みを紹介するポスタースペースや、誰でも書き込める黒板スペースなど様々な「マド」がデザインされています。

西日暮里エキマド

西日暮里 BOOK APARTMENTと連動したマドも用意されていて、私が訪れた時は「旅する本棚」という企画が行われていました。
旅する本棚は本の貸し借りによって本を循環させ、新たな人と本との出会いを生み出すしかけです。

西日暮里エキマド

特大の広告やデジタルサイネージなどが駅の壁を埋める現代において、本を媒介にして、コミュニケーションをとるしかけはとても面白いです。

西日暮里エキマド

この他にもエキマドには、マドがちょっとした腰掛けになっていたりと様々な役割が付加されているのも素敵でした。

今日も素敵な本棚をたっぷりと堪能して、大満足の本棚巡りとなりました。
東京感動線は今回取り上げた西日暮里駅以外でも、いくつかのエリアで活動が行われているので、面白そうな本棚があれば今後も訪れていきたいと思います。

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西日暮里 BOOK APARTMENT
住所:東京都荒川区西日暮里5-24-1
アクセス:西日暮里駅から徒歩約1分
オープン年:2019年(西日暮里スクランブル)
備考:2020年度グッドデザイン賞受賞(西日暮里スクランブル・コミュニケーション・ウォールエキマドなど)
ホームページ:https://scramblebdg.com/book-apartment/

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