羽田「クレアディスケ」イノベーションシティのブックラウンジをレポート

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今回は羽田空港の近くに開業した羽田イノベーションシティ内の複合店舗Creadisce(クレアディスケ)を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

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1.2020年にオープンした話題の新施設羽田イノベーションシティを訪問

今回は東京の空の玄関口である羽田空港の近くに本好きにはたまらない注目のブックスポットができたと聞き、早速訪れてきました。
そのスポットとは、羽田空港のお隣、駅でいうと天空橋駅直結でつくられた複合施設HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)内に入るCreadisce(クレアディスケ)というブックラウンジです。

羽田イノベーションシティは、羽田空港の西側の約60000㎡弱の空港跡地につくられたオフィス、研究施設、ギャラリー、飲食施設、ライブホールなどの複合施設。
「先端」と「文化」が融合した新たな新産業創造・発信拠点を目指して2020年に1期エリアが開業、現在も2期工事が進んでいる最新のスポットです。

羽田イノベーションシティは単なる研究施設やオフィスの集まりではなく、最先端の技術の実証実験の場として、また実験的な技術を一般の人が体験できる場としても計画されています。

今回の目的地であるCreadisce(クレアディスケ)は、様々な人々やテクノロジーが交錯する羽田イノベーションシティにおいてCreare(創造)と、Disce(まなび)が合わさる場となることをコンセプトにしたブックラウンジです。
ちなみにCreadisceは書店などでも知られる丸善雄松堂が手掛けていて、ブックショップとフードコート、ショップが一体となった計画され、選書も丸善が行っています。

羽田イノベーションシティは京浜急行電鉄・東京モノレールの天空橋駅直結となっているので、アクセスも抜群によいです。
天空橋駅自体も羽田イノベーションシティのオープンに併せてリニューアルしていて、近未来的でスタイリッシュなデザインとなっています。

こちらのHICity口は羽田イノベーションシティのロゴマークを意識したに赤と青のデザインとなっていて、それぞれ、京浜急行電鉄・東京モノレールと繋がっています。

改札をでたエスカレータを上がると、羽田イノベーションシティに到着。
羽田イノベーションシティの建物は6ブロックに分かれていますが、Creadisceが入るのはJゾーンと呼ばれる真ん中のエリアの2階です。

エスカレーターで地上に出たあとは、さらに2階に上がり、イノベーションコリドーという名の人工デッキからJ棟を目指します。

2.複合型ブックラウンジCreadisceで素敵な本との出会いを

J棟は敷地のちょうど真ん中にある棟で、中にはレストランや、ホテル、フライトシミュレーター体験ができるLUXURY FLIGHTなどの施設が入っています。

Creadisceがあるのは、J棟の奥にある南側エリアです。
ホテルの受付の脇を進んでいくと、Creadisceの入口が見えてきます。

店内は約100席ほどの座席の置かれたスペースになっていて、奥にはラウンジスペースや大田区ゆかりのグッズが売られる物販スペースがあります。
私が訪れたのは週末のお昼時でしたが、店内には家族連れのお客さんが一組だけで、静かに食事と本を堪能できる穴場スポットとなっていました。

訪れたときはちょうどお昼時だったので、まずは入口を入ってすぐのところのにあるカウンターで注文を行います。
メニューは看板メニューである早矢仕(ハヤシ)ライスの他、ケーキなどのスイーツからアルコール類まで様々ありました。

早矢仕(ハヤシ)ライスは丸善創業者である早矢仕有的(はやしゆうてき)氏が明治初期に考案したのが始まりとされています(ハヤシライスの起源については諸説あり)。

せっかくなので、早矢仕(ハヤシ)ライスのランチセットメニューをチョイス
トロトロのデミグラスソースがとっても美味しかったです。

ランチセットにはドリンクバーもついてくるので、珈琲やジュースを飲みながら店内の本を心ゆくまで堪能しました。

店内の本は丸善雄松堂が選書していて自由に閲覧することができます。
奥にはソファーが並んだラウンジスペースもあって、気に入った本があればそのまま購入することもできます。

選書された本は羽田イノベーションシティのコンセプトや立地に合わせてビジネス書から旅の本、飛行機や乗り物関連本、絵本など独特かつ幅広いラインナップでした。

個人的には街の歴史や街巡り関係の本がとても面白く、普段だったら手にとる機会のない本との出会いがあったのが大きな収穫でした。

店内は明るい内装に丸善のイメージカラーであるブルーの柱や本棚がデザインのアクセントになっていて、スペースも広々していて居心地がよかったです。
Creadisceは隣接するホテルのレストランとしての利用やイベントスペースやミーティングスペースなど様々な用途の利用を想定しているそうです。

今回はほぼ貸し切りのような状態での利用したが、次回はイベントに併せて訪れてみようと思います。

3.イノベーションシティ内を散策!最先端のテクノロジーを体感しよう

最後にせっかくなので羽田イノベーションシティを散策しました。

羽田イノベーションシティにはJ棟以外にも様々な施設が入っていています。
例えば理化学研究所が監修する羽田みらいサイエンスギャラリー(無料でみれます)燃料電池自動車の為の水素ステーション(実物)など、日本の最先端の技術や研究が間近で体感できます。

他にも自律運転バスなどの実証実験が行われていたりと、ちょっと先の未来を垣間見るような街となっています。

また、E棟の屋上は足湯スペースになっていて、羽田空港から飛び立つ飛行機を見ながら癒しのひとときを過ごせました。

本に食に、最新技術をたっぷりと堪能して、今回の本棚巡りも大満足なものとなりました。
とってもおススメのスポットなので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。

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Creadisce
住所:東京都大田区羽田空港1-1-4羽田イノベーションシティJ棟内
アクセス:天空橋駅から徒歩約3分
オープン年:2020年
営業時間:
 レストラン 6:00~17:00
 ラウンジ10:00~17:00
席数:約100席
ホームページ:https://creadisce.com/

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