新橋「末げん」三島由紀夫が最後の晩餐に訪れた名店でランチ

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今日は新橋駅の西口にある末げんでランチを頂いてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
末げんといえば、三島由紀夫が自衛隊の市ヶ谷駐屯地で切腹をする前夜に「最後の晩餐」としてこちらの鳥鍋を食したことでも知られるお店。
いったいどんなお店だったのか、早速レポートしていきたいと思います。

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1.三島由紀夫か最後の晩餐に訪れたのは老舗の鶏割烹店を訪問

最近、文豪が愛した老舗店巡りがマイブームなのですが、先日本好き友達が三島由紀夫が自決前夜に最後の晩餐を食べたお店にいったと聞いて知ったのが、本日紹介する鳥割烹 末げんです。

末げんは、新橋のSL広場からすぐの場所にある鳥料理店で、創業は明治時代の1909年の老舗のお店

末げんのすぐ裏手にはコンクリートの造形が素敵な烏森神社があったりして、再開発が進む新橋の中でも昔ながらの低層の建物やお店がぽつぽつと残っています。

末げんは、新橋という土地柄もあって大正期に当時の総理大臣であった原敬が訪れたり、歌舞伎役者にもファンが多い人気店だったそうです。
先ほど少し触れましたが、かの文豪三島由紀夫も末げんの熱心なファンのひとりだったそうで、1970年の11月24日には楯の会のメンバーと訪れたことでも知られています。
食事の後に当時の若女将が「どうぞまたお越しくださいませ」と挨拶をしたところ、翌日自決を決めていた三島は、「また来いといわれてもなぁ、あの世からでも来るか」と返したという逸話も残されていています。

徹底的にこだわった料理と、丁寧な接客から多くの要人や著名人に愛された末げんですが、一方で一般の人からはちょっと敷居が高いという印象もあったそう。
昭和の終わりくらいからは、そんなお客さんでも末げんの料理と空間を味わえるようにとランチ営業が行われるようになりました。

この日の私もそんな末げんのランチを頂こうという目論見。
末げんのランチは行列ができるほど人気と聞いていたので、敢えて雨の日の開店一番の時間に伺う作戦を実行。

開店時間に合わせてお店を訪れたのですが、お店に到着するとまさかの閉店。
暖簾も掛かっておらず、臨時の定休日のような装いでした。
(後から分かったのですが開店時間を思い違いで30分早いと思っていただけでした)

せっかく訪れたのに無念の閉店に肩を落としましたが、せっかく新橋に来たので虎ノ門の老舗蕎麦屋虎ノ門 大坂屋 砂場でランチを頂くことに。
虎ノ門 大坂屋 砂場は虎ノ門ヒルズのすぐ隣に建つ明治5年創業の老舗店で、大正期に建てられた木造2階建ての建物は登録有形文化財にもなっています。

末げんから10分ほど歩いてお店に到着すると、こちらもまさかの閉店日!
意気消沈して新橋駅に戻る途中でピッタリ11:30に開店した末げんを発見。ここで開店時間を間違えていたことに気づいて無事入店できました。

ちなみに現在のお店は1990年代に新しくリニューアルしたものですが、店の一部には前のお店で使ってていた古材を活用しているそう。

2.鳥挽肉をつかった絶品の親子丼で至福のランチタイムを

店内は風格漂う和風の内装ですが、とてもよくメンテナンスされており、想像以上にきれいな印象でした。
都心の駅前の建物ですが、坪庭によって室内ですが自然の一端と奥行きが感じられるようになっていたりと、空間からもおもてなしの精神を感じます。

細かいデザインも伝統的な和室の中にスマートな品の良さがある内装となっているのも素敵です。
ちょっとした置物やアイテムにも工夫が凝らしてあって、さすが由緒ある老舗店といった感じでした。

お客さんは、年配のご夫婦から若いカップル、おひとり様で訪れている人まで様々で、ランチの時間帯は思った以上に幅広い人たちに親しまれています。

ランチメニューは末げんのかま定食から揚げ定食竜田揚げ定食の3つ。
かま定食は鳥の挽肉と鳥だしスープを卵で綴じた親子丼のセットメニューで、末げんのランチの看板メニューですが、周りのお客さんを見ているとから揚げや竜田揚げも人気のようです。

今回ははじめて訪れたので、定番メニューであるかま定食(1300円)をチョイスしました。

末げんの親子丼は挽肉の親子丼なのですが、肉の旨味とサラサラとした特製鳥だしが合わさった丼は絶品でした。

上品な味わいの中にしっかりとした出汁の味も感じられて、食べやすくするすると頂けるのですが、食べごたえもあってお肉と出汁と卵が見事に融合しています。
出汁がしっかり効いた濃いめのスープも美味しくて、あっという間に完食してしまいました。

素敵な空間と絶品の親子丼を心ゆくまで堪能して、この日の文学スポット巡りも大満足なものとなりました。
とってもオススメのお店ですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。

ちなみに文豪・作家が愛したグルメスポットについては、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、興味のある方は是非合わせてご覧ください。
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・東京都内で味わえる文豪・作家が愛したグルメ10選

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鳥割烹 末げん
住所:東京都港区新橋2-15-7 S-PLAZA弥生 1階
アクセス:新橋駅から徒歩約2分
創業:1909年
営業時間:
 11:30~13:30
 17:00~22:00
定休日:日曜日、祝日

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