今日は下北沢の高架下に2022年にオープンしたシェアラウンジTSUTAYA BOOKSTORE下北沢のシェアラウンジを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
1.ツタヤが手掛ける話題のシェアラウンジを体験
今回訪れてきましたTSUTAYA BOOKSTORE 下北沢シェアラウンジは2022年に京王電鉄の高架下空間につくられた商業施設ミカン下北内に入るTSUTAYAのブックラウンジです。
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TSUTAYAは2000年代初頭よりカフェ事業にも力を入れていますが、近年ではカフェを併設するだけでなくコワーキングスペースとしても使えるラウンジ事業を展開しています。
このTSUTAYAのラウンジは、本による情報発信、刺激の場とラウンジの居心地、オフィスの機能性をミックスしたものとなっていて、訪れた人に「新しい発想を提供する場所」がコンセプトに掲げられています。
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現在の店舗は20店舗以上にまで広がっていて、渋谷のスクランブルスクエアや丸の内の丸ビル、各地のT-SITEなど全国に展開し始めています。
私もシェアラウンジの存在は以前から気になっていたのですが、実際に利用するのは今回がはじめて。
たまたま下北沢に用事があったので、この機会に利用してみることにしました。
TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢が入るミカン下北は、京王電鉄の高架下空間を活用した小さな商業施設郡で、下北沢駅を出てすぐの場所がエントランスとなっています。
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「ミカン」の名の通り、常に未完であり更新され続けることをテーマにデザインされた建築は、変わらないものとしての力強いコンクリートの躯体と、コンテナをはじめとしたフレキシブルなユニットの対比がとても面白いです。
ミカン下北では、特徴ある街区やフロアごとに個性あふれるお店が軒を連ねていて歩いているだけでワクワクします。
2.カフェのようでもあり、リビングのようでもありワーキングスペースでもあるフレキシブルな空間
店舗の中を1分ほど進み、階段から2階にあがると、TSUTAYAの店舗入口が見えてきます。
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お店の入口には京王電鉄の小説×街歩きイベント「いつも駅からだった」の冊子が置かれていました。
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「いつも駅からだった」は京王沿線を舞台に、実在する駅や店舗を取り上げる企画シリーズ。このイベントは下北沢が舞台となっていました。
TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢は手前が通常のTSUTAYAの書店となっていて、シェアラウンジを利用する場合は奥にあるカウンターで受付を行います。
TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢は、インターネットカフェのように時間ごとに料金を支払うシステムとなっていて、ドロップイン(月額会員にならずに一時的に利用する)での利用も気軽にできます。
料金は記事執筆時点では、1時間1100円となっていて、30分延長するごとに550円が加算されます。
最大料金は1日3850円となっているので、上限時間まで利用した後は最大料金のままとなります。
![やま](https://hondana-hyakkei.com/wp-content/uploads/2023/01/pro_y_huki.jpg)
料金は時間制なので、時間ごとに決められた料金を払えばドリンクやスナック類も無料で飲み放題、食べ放題です。
受付を済ませると伝票と首掛けのストラップをもらえるので、ストラップを首から下げて利用スタートです。
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尚、会員登録は利用には必須ではありませんが、アプリ決済をすると割引料金で利用できるので、事前にアプリを設定してあくのがオススメです。
アプリでは空席の確認や予約もできるので、ヘビーに利用したい人にはこちらのサービスも便利です。
ちなみに月額料金を払っての利用も可能なので、ここをコワーキングスペースとして利用している方もいるみたいです。
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席には電源がある席があったり、無線LANも完備していて、店内の本も自由に読めます。
まさに至れり尽くせり。
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電源は無い席もありますが、かなり意識をして配置しているようで、一人用のテーブル席でも床に設置されていたりします。
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座席は広々としたソファー席からカウンター席、簡単な仕切りのあるワーキング席など様々な種類があります。
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利用客は学生から年配の方まで様々で、外国人の姿もチラホラみられました。
利用目的も利用時間もフレキシブルなので、一日たっぷり利用する人もいれば、用事のついでの息抜きに利用する人もいて面白いです。
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席の移動も自由にできるので、集中的に作業した後に窓際の席で息抜き、というのもいですね。
ドリンクとスナックがフリーでいただけるのもさりげなく嬉しいです。
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ドリンクは珈琲や紅茶の他にも各種ジュースなどがあったり、追加料金となりますがアルコールメニューもあります。
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カフェのようでもあり、時にはリビングのようでもあり、時にはワーキングスペースやイベントスペースにもなるシェアラウンジをたっぷりと堪能してこの日の本棚巡りも大満足のものとなりました。
とてもオススメのスポットですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。
【思わず本や雑誌が読みたくなるおススメ本】
書評誌として本好きに知られる「本の雑誌」創刊からのストーリーを描いた話題の漫画です。
本と出会い、本を通じて世界と繋がっていくワクワク感。ともすれば社会不適合といわれる本好き達が、本を通じて大きなうねりとなってその輪を広げていくのを目撃する嬉しさはもはや快感です。
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本を通じて躍動し、積み重ね、受け継がれていく人生が濃厚に詰まったおススメ漫画です。この時代を知る人は懐かしく、知らない世代は新鮮に読めるのもおススメポイントですが、時代が変わっても変わらない本や活字への愛と情熱もひしひしと感じます。
むしろ私は「この本に出会えてよかった」と思ってしまった素敵過ぎる一冊です。
本の雑誌の「神保町」特集をまとめたこちらの書籍もおススメです。
古書店だけでなくグルメからスイーツ、楽器や古典芸能など神保町のディープな魅力が凝縮した一冊。
神保町MAPもついているので、気になった人は是非チェックしてみてくださいね。
TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢シェアラウンジ
住所:東京都世田谷区北沢2-11-15
アクセス:下北沢駅から徒歩約1分
営業時間:9:00~22:00
オープン年:2022年
公式HP:https://tsutaya.tsite.jp/store/lounge/
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