岩槻「niwasaki cafe いわさ喜」古民家を改修したブックカフェをレポート

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今回は埼玉県の岩槻にあるブックカフェniwasaki cafe いわさ喜を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

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1.岩槻の住宅街に建つ古民家ブックカフェを訪問

今日訪れたのは、人形の町としても知られる埼玉県の岩槻駅。
岩槻駅は埼玉の大ターミナル駅である大宮駅から東武アーバンパークラインで東に10分ちょっと、ちょうど大宮と春日部の中間地点にある駅です。

昭和〜平成の雰囲気を残したのどかな場所に昭和初期に建てられた古民家を改修したブックカフェがあると聞き、早速訪れてきました。

閑静な住宅街を進むと見えてくるのが今回の目的地であるniwasaki cafe いわさ喜です。
外から見た印象では他の家々と区別がつかない普通の住宅に見えますが、北側の塀にはしっかりとブックカフェのサインが掲げられています。

niwasaki cafe いわさ喜の入口は2箇所あって上の写真の北側入口と、東側の道路からの2つの入口があります。

最初に訪れた時は、駐車スペースの奥にある東口の入口に気づかずに北側に回り込んでしまいましたが、どちらかも入ることができます。

元々niwasaki cafe いわさ喜は、少し広めの庭を持つ郊外の一軒家でしたので、アプローチは住宅のお庭にお邪魔するようにして中に入ります。

ちょっと背の低い北側のゲートをくぐって中に入ると、細い路地状のアプローチが入口まで続いています。

niwasaki cafe いわさ喜

庭を進んだ先がブックカフェの入口。
なんだか知らない人の家の庭に入り込んでいると錯覚していまう佇まいに少しドキドキします。

入口のドアには開店時間と閉店時間をお知らせする手作りの時計のサインが置かれていました。

2.自然光あふれる素敵な店内に注目

一見すると一般的な住宅に見えますが、建物の中に足を踏み入れると物語の中に入り込んだような素敵な世界が広がります。

店内は明るい自然光と植物、そしていたるとこらに本が並べられていてお出迎えをしてくれます。

まずは玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
店内の1階はテーブル席、2階は座敷席となっていて、各席にはそれぞれ本が並べられていて自由に読むことができます。

テーブル席はグループで利用できるテーブルから2人が座れるテーブル席、一人用のカウンター席など種類は様々。

また、一人用の席はカウンター席だけでなくて特別なお一人様席もあります。
こういったカフェですとお一人様の席はどうしてもカウンター席のみになりがちですが、こんなに素敵な席が用意されているのはとても嬉しいですね。

この日はオープンから1時間後の13時頃に訪れたのですが、地元の人とおぼしき人たちを中心に、店内は既に賑わっていました。

3.ヘルシーな絶品ランチを頂きながら新たな本との出会いを

店内には絵本から文学作品、ビジネス書や雑誌など様々な本が並べられていて、それらの本を自由に読みながら食事やドリンクを楽しめます。

今回はちょうどお昼時だったので、人気のランチメニューであるトマトたっぷりバターキチンカレーをいただきました。

じっくり煮込まれたカレーはとってもまろやかな味わいで、各種野菜がたっぷりヘルシー仕様。

煮込まれてほろほろになったお肉もとってもマッチした絶品カレーでした。
セットについてきたマカロニサラダもヘルシーな味わい。
個人的にもマカロニサラダはマヨネーズ少なめのほうが好きなので、私の好みにもピッタリ合ってとても美味しかったです。

メニューはほかにもトーストサンドやスープセットがあったり、おやつにピッタリのケーキやアイスもあるので、次訪れたときには味わってみたいと思います。

niwasaki cafe いわさ喜

食後のアイスティーを飲みながらしばし読書タイム。
ブックカフェでは普段で合わない本を思わず手に取ったり、レコメンドしてもらえるので、思ってもみなかった本の出会いがあって面白いです。

この日たまたま手に取った本で気になった本がこちら。
「コーヒーと恋愛」というタイトルが気になって手にとってみましたが、実はかなり古い本の復刊でした。

作者は獅子文六という明治〜昭和に生きた作家さんで、もともとは1960年代に「可否道」というタイトルの小説の復刊版でした。

コーヒーと恋愛は、コーヒーが珈琲ではなく「可否」と呼ばれていた時代、人気女優モエ子を中心とした恋愛劇なのですが、時代を超えて伝わる人間模様や恋愛のドタバタに引き込まれてしまいました。

こだわりの食事と空間と本の世界をたっぷりと堪能してこの日の本棚巡りも大満足のものとなりました。
とてもオススメのブックカフェですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。

ちなみに埼玉県のおススメカフェについてはこちらの記事にてレポートしていますので、興味のある方は是非併せてご覧ください。
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・埼玉県のオススメのブックカフェ6選を本好きがレポート


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niwasaki cafe いわさ喜
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町3-17-10
アクセス:岩槻駅から徒歩約8分
タイプ:自由閲覧型
営業時間:13:00~17:00
定休日:日曜日、月曜日
オープン年:2016年

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